南九州

2016年1月25日 (月)

指宿枕崎線

この路線は、指宿までは指宿のたまて箱などの特急や、快速なのはな、各駅停車も結構な数が通っていますが、枕崎までとなると本数は激減します。なぜなら、枕崎までの需要は鹿児島市街に向かうものなので、開聞岳の南側をぐるっと廻る指宿枕崎線は距離的に極めて不利になるからです。一方、鉄道沿いに走るバス路線等でめぼしい物はないので、片道は鉄道沿いに走り、復(往)路はバスに乗ることとします。
一応並行するバス路線はあるにはありますが、乗り換えを含むので速達ルートではないと考え省略しました。
また、薩摩大川まで乗れば枕崎までの各駅はレーダー取得が可能ですが、西頴娃から先は棒線区間なので、乗った列車が戻って来ることになり、ほとんど意味がありません。

さて、枕崎から帰る(に向かう)のに適したルートですが、何種類かあります。なお、列車は6往復あり、3時間近くかかります。

Makurazaki

鹿児島空港へ向かう
距離的には無駄が多いかもしれませんが、宮之城線を乗り潰すためバスに乗らなければならないのであれば、鹿児島空港へ向かうのが無駄が無いと思います。また、バスは肥薩線、吉都線の代替としての利用価値はありますが、別途説明します。このバスは1日8往復あり、鹿児島空港まで1時間45分かかります。ほとんど遅れることはないでしょう。案内は、{枕崎 空港}で検索してください。公式サイトが落ちてました。また、いわさきグループですし・・・

鹿児島市街へ向かう
このルートは鹿児島空港までは行く必要が無いけれども、行路を短縮したい方向けです。1時間40分かかる特急バスが4往復、2時間かかる一般バスが一日8往復、1時間15分かかるスーパー特急が2往復と、かなりの数が走っています。指宿枕崎線の末端部は棒線区間だと言いましたが、従って駅に到着しても大抵すぐに折り返し発車します。そうすると食事をする時間もありません(枕崎に14時半着、16時発車の便のみ除く)。バスと組み合わせればそうした時間も用意できます。
バスの遅れは、山越えの区間はそれほど心配することはないのですが(ただ、バスが軽トラの後ろをのろのろついていくことはあります、遅れるほどではないですが)、鹿児島に近づくと渋滞に巻き込まれる恐れがあります。それならば、谷山で路面電車に乗り換えるのがおすすめです。市街電車の1系統(騎射場経由)を乗り潰すのを一緒にするわけです。なお、スーパー特急は谷山には止まりません。

伊集院へ向かう
メリットが思いつかないのですが、伊集院に向かうバスも有ります。一日6.5往復あり、1時間50分かかります。鹿児島本線で川内方面に向かうなら、少し時間を節約できるくらいでしょうか。

以上枕崎のショートカットルートを紹介しましたが、このルートは使い方によっては2時間位の節約効果があり、おすすめのルートです。


2016年1月17日 (日)

鹿児島県 宮之城線

駅メモerが鹿児島県を制覇するのを難しくしている理由は幾つもありますが、その筆頭になるのがこの路線でしょう。レーダーで沿岸部から取ることは出来ず、自家用車かバスを使う必要があります。また、バスも単一路線で全駅を取ることは出来ません。しかも、土地勘がないのでバスの路線を見てもすぐに地図がイメージ出来ないことも多いのではないでしょうか。まずはフリーハンドで恐縮ですが、次の図を御覧ください。

Miyanojo
本図はKenMap 9.11により生成した画像に適宜Dyが書き加えて制作しています。

このうち、

  • 川内-入来 間の各駅は、川内駅から
  • 薩摩大口-薩摩永野 間の各駅は、並行する肥薩線から

レーダーを用いてアクセスが可能です(ただし、肥薩線は電波状況が悪く、レーダーのチャンスも少ないです)。
中間駅を制覇するのにもってこいなのが、出水駅に向かう南国交通のバスです。
このバスのルートは上図緑破線で示してありますが、

  • 出水を出発し、R328を宮之城駅(現在のさつま町市街地)まで南下。この過程で、楠本までの駅をレーダー取得することが可能。
  • 進路をR504に移し、鹿児島空港まで至る。この過程で、羽月までの各駅をレーダー取得することが可能。
  • 直接チェックインできる駅は、宮之城、差志、薩摩求名、広橋、薩摩永野の各駅。

となっています。川内側のルートは別途肥薩おれんじ鉄道を取るときにレーダーアクセスしますが、薩摩大口をどうするか考えておく必要があります。吉松駅周辺で、大口駅へのレーダーアクセスが可能ですが、高速バスなどを使うと取ることが出来ません。ともあれ、出水行のバスを選択するのが最善と言えるでしょう。
バスが遅れることはまずないと言って良いと思います。山道ですが、スイスイと進んでいきます。早着することも珍しくないです。ただ、途中駅で乗降する人が多かったり、鹿児島空港周辺が渋滞などすると、遅れるかもしれませんので、余裕を見ておくと良いでしょう。

では、鹿児島空港についてしまってから、どうするのが最善か考えてみます。

鹿児島市街へ向かう
これはもっとも無難な選択です(水色の破線)。こちらに案内を載せておきますが、10~15分間隔で運行しているのでどのバスにのるか決める必要はないと思います。鹿児島中央駅で降りずに、天文館などで降りれば、鹿児島の市内電車もついでにチェックイン出来ます。

嘉例川駅へ向かう
これは難易度が高くなりますが、成功すると少し嬉しくなるかもしれません(ピンクの破線)。案内をこちらに示します。この内、丸尾・いわさきホテル行と、妙見温泉・隼人行のバスが嘉例川駅に行きます。注意点としては、

  • バスは県道上を走るが、駅は県道から少し下ったところにある。
  • 丸尾行きのバス停は県道上に止まり、妙見行のバスは駅まで入っていく。県道上のバス停は少しわかりにくい(拡大や、ストリートビューを使ってみてください)。
  • そもそも肥薩線が本数が少ない

がありますので、玄人向けのルートでしょう。

水俣に向かう

肥薩線のルートを高速バスで抜けようと考えると、薩摩大口をレーダーアクセス出来ないので、このルートを選択する必要があります。こちらに案内を載せます。

このバスのルートは上図茶破線で示してありますが、

  • 水俣を出発すると、R268を薩摩大口(伊佐市市街)に向かって進む。
  • この時、球泉洞~渡までの肥薩線の駅をチェック可能
  • 段~白石までの各駅は肥薩おれんじ鉄道からレーダーアクセス可能。
  • つまり、肥薩線は人吉から北は乗らずに制覇可能
  • 一部県道63号に降りるが、R268を栗野に向かって進む。
  • 県道55号、次いでR504を空港に向かって進む。
  • 直接チェックインできる駅は、薩摩大口、羽月、西太良、(栗野)、(大隅横川)、(嘉例川)

のようになっています。肥薩線を飛ばすのであれば、このルートも可能性が出てきます。

人吉・八代・熊本に向かう
このルートは、ショートカットとしては有効ですが、チェックイン手段としては余りよくありません(紺破線)。例えば

  • 薩摩大口をチェックイン出来ない
  • 人吉-八代間で球泉洞をチェックイン出来ない

といった取りこぼしがあるからです。しかしながら、鹿児島空港-人吉間を50分しかかけずに走破する速達性は魅力です。
しかし、人吉では

  • 人吉ICまでしか高速バスは運んでくれない
  • ICからのバスは存在。ただし、時間帯によっては待たされる
  • ICから南に15分ほど歩くと、くま川鉄道の相良藩願成寺駅がある
  • タクシーがいる場合もある。人吉駅まで1000円かからない

といった制約がありますので、ご注意ください。

国分駅・加治木駅に向かう
鹿児島まで連れて行かれると、無駄足が増えるという方は、このルートも使えます。ただし、本数が必ずしも多くないです。国分駅方面(橙破線)・加治木駅方面(紫破線)の案内を示します。
このうち、国分駅方面のバスは、肥薩線の日当山(駅ではないが)にも止まります。

枕崎へ向かう
指宿枕崎線を制覇しても、また3時間近くかけて鹿児島に戻るのは時間的に辛いものがあります。そんな時に、バスは指宿をショートカットするので時間がかかりません(小豆色破線)。また、それを空港バスに組み合わせると、更に時間短縮効果が見込まれます。案内を示します。

志布志に向かう

枕崎同様、日南線も志布志まで3時間近くかかります。これも先ほどと同じです。案内を示します。ただ一点注意すべきこととして、志布志のバス停は駅から離れており、案内も大きくはないことです(参考)。

飛行機に乗る

そもそも、飛行機で鹿児島入り/帰りにすれば、復路をどうすればよいか考える必要がなくなります。

後半は宮之城線というより、鹿児島空港発着の路線バスの紹介になってしまいましたが、鹿児島県の一部は鉄道よりバスのほうが利便性が高いことがお分かりになったと思います。宮之城線と、他の路線を結び合わせることで、より速くコンプリート出来ると思います。

南九州(肥薩線・宮之城線・指宿枕崎線・日南線を中心に)

南九州は駅メモerにとって鬼門である、宮之城線が存在します。また、肥薩線や指宿枕崎線、日南線など取りにくい路線が数多く存在します。
まず、全体の概観について述べようと思います。

South_4 この図はKenMap 9.11により生成した画像に適宜Dyが書き加えて制作しています。

まず、ご覧のとおり、指宿枕崎線、日南線、くま川鉄道などの盲腸線が沢山あります。また、肥薩線の人吉より先は本数が少なく、行程を考えないとなりません。

川内より内陸に伸びる黄色の線が宮之城線です。何らかの手段で内陸に向かう必要があります。

また、ローカル線共通の問題ですが、本数が少ないです。マイカー利用だけでなく、バス利用がシェアの多くを占めるためです。
南九州特有の現象として、飛行機に向かうバスの本数が多く、バスターミナル的な役割も兼ねています。図の中央付近にある、バス路線(点線)が集まっている場所が、鹿児島空港です。

図に主な路線バスを書き込みましたが、これ以外にも、

  • 枕崎と伊集院を結ぶバス
  • 鹿児島空港と国分(日豊本線が肥薩線と分岐する隼人の一駅東)を結ぶバス
  • 鹿児島空港と嘉例川(肥薩線の駅、木造駅舎で有名)を結ぶバス(最終目的地が霧島温泉郷で本数が多い)
  • 鹿児島空港と加治木(日豊本線が肥薩線と分岐する隼人の一駅西)を結ぶバス
  • 鹿児島空港と枕崎を結ぶ直行便
  • 志布志と鹿児島市街を結ぶ直行便

など、多数のバス路線があります。また速達性もそこそこあります。というよりも、鉄道路線が貧弱で、バスに対し優位性を示すことが難しくなっています。また指宿枕崎線では、帰路をバスにし、指宿をショートカットすることで、1時間近く短縮できます。
また南九州では、新幹線から在来線駅にアクセスすることは難しいです。殆どがトンネルで、僅かな明かり区間も、GPSが立ち上がる前に通過してしまいました。
このように、九州南部をなるべく短時間で制覇しようとすると、バスを利用することが必須となります。しかも、単一の路線だけに注目するのではなく、後の旅程もよく考える必要があります。次回からは、各路線に注目していきます。

無料ブログはココログ